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医療通訳倫理:権利の擁護

●医療通訳倫理:権利の擁護

奈良医療通訳のリューです。前回は医療通訳倫理において、スキルの向上・専門職との連携について語りました。今回は権利の擁護について述べたいと思います。

●権利の擁護

医療通訳者はすべての人の尊厳健康文化的な生活を送る権利を尊重し、患者さん等の主体性を損なわない範囲でその現実に努める必要があります。医療通訳者は患者さん等の同意なく、その意志を反し業務を遂行してはいけません。

●患者さんの権利

患者さんの擁護されるべき権利とは、良質の医療を受ける権利、自由選択の権利、自己決定の権利などがあります。患者さんはいかなる外部干渉も受けず、常に自由に最善の利益に即して治療を受けるものとします。医者や看護師などの医療従事者もこれを守っています。医療通訳者は医療チームの一員ですので、違反してはいけません。

 

 

医療通訳倫理:スキルの向上・専... 医療通訳倫理:自己管理