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医療通訳倫理:自己管理

自己管理 心身の健康

●医療通訳倫理:自己管理

奈良医療通訳のリューです。前回は医療通訳倫理において、権利の擁護について語りました。今回は医療通訳者の自己管理について述べたいと思います。

●自己管理

医療通訳者は自らのプライバシーを保護し、心身の健康保持促進に努める必要があります。自分が健康でないと、患者さんを支えることができません。感染症の場合、うつしたり、うつされたりする可能性もあるので、健康であることはとても重要です。

●プライバシーの保護

医療通訳者は自らの個人情報を安易に患者さんに伝えてはいけません。患者さんは言葉で困っていて、可哀想でいつでも助けてあげたいと思うかもしれませんが、連絡先などを伝えてしまうと、夜中医療通訳以外のことで呼び出されたりする可能性があります。万が一その連絡先が違う人に渡ってしまい、違う用途で使われる危険性もあります。適宜に自分のプライバシーを保護するのが大切です。

●こころの健康

医療通訳者は自分のこころの健康を優先すべきです。患者さんは健康の問題で気持ちが落ち込んでいるケースは少なくないです。医療通訳者は感情が移ってしまうと、自分の心が暗くなってしまい、病んでしまう可能性があります。難しいことではありますが、どこかで感情をリセットして、こころが常に元気でいることを最優先にしてください。

 

 

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