医療通訳、翻訳家のLEW(リュー)のサイトです。日本語、北京語、英語、広東語、マレー 語に対応できます。

menu

BLOG
ブログ

BLOG一覧へ

外来受診の流れと注意点

外来診察 流れ 注意点

外来受診の流れと注意点

病院は本当にできるだけ行きたくない場所です。待ち時間も長いし、流れも煩雑で煩わしいと思います。しかし、事前に流れ注意点が分かったら、そのイライラが少し治まるかもしれません。

受付

まず受付でかかりたい診療科について相談し、受付をしてもらいます。そのとき、必ず保険証を持参してください。そして、受付時間に気を付けましょう。また、診療科によって、予約しないと受診できないものもありますし、曜日によって休診することもあります。事前に確認した方が無難でしょう。

問診

受付が終わったら、次は問診です。問診は問診票への記入だけで終わる病院もありますし、看護師の聞き込みだけで終わるものもあります。聞かれる前に、症状、いつからの発症、症状の程度、時間経過による変化、服薬の有無などを整理すると、流れがスムーズになります。

診察

次は医師による診察です。問診で提供した情報を再度医師が確認します。患者さんが提供した情報に基づき、検査の必要性を医師が検討します。検査なしで確定診断できる場合もありますが、ほとんどの場合は検査が必要です。

検査

検査の種類は大きく2種類に分類されます。血液、細菌、ウィルスなどの検体検査と、心電図、超音波検査、レントゲンやCTやMRIなどの生理機能検査です。検査の種類や項目によって、当日に受けられるもの、結果が当日に出るものもありますし、そうでないものもあります。また、検査によって、事前の絶食などがあります。くれぐれ注意事項を確認しましょう。

確定診断

検査の結果により、医師は確定診断を行います。確定診断まで、場合によって、検査を複数回受ける必要があるかもしれません。とても時間を要するものであり、患者さんに通院してもらうのはそのためです。

治療方針の決定

医師は通常いくつかの治療方法を患者さんに提示します。治療方法の選択肢として、服薬、注射、放射線の照射、手術などがあります。場合によって、入院も必要です。ここで重要なのは、医師とよく相談して治療方法を決めることです。自分の生活環境、ライフスタイル、考えを伝え、自分にとって最適の治療法を選択しましょう。

次回予約

必要に応じて、次回患者さんにまた来院してもらいます。その場合、次回の予約を取ります。その目的として、病気の回復度合いの確認、薬の副作用の有無の確認などが考えられます。

会計と処方

診察が終わりましたら、会計へ進み、診察料を支払います。薬が出ている場合、処方箋を受け取って、院外薬局で薬を受け取りましょう。現在は医薬分業が進み、院外処方が多いですが、院内処方の場合、受診した病院で薬を受け取りましょう。

医師の確定診断と治療方針の決定 受付での通訳:選定療養費