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保険証の確認
保険証の提示
奈良の医療通訳のリューです。病院へいくと、必ず健康保険証の提示が求められます。その理由について、今日紹介したいと思います。
保険診療と自費診療
その理由の一つは、保険診療か自費診療かの見極めです。先日も少し触れましたが、健康保険に加入している人たちは、診療費を一部自己負担します。そうでない人たちは、自費診療の適応になりますので、全額負担となります。保険証を忘れて、病院へもっていかない人たちは、自費診療が適応されます。全額負担をさせられ、保険証の提示で返金されるケースが多いです。
社会保険と国民健康保険
もう一つの理由は健康保険の種類と関連があります。法人企業に勤務する会社員は社会保険に加入します。社会保険などに属さない人たちは国民健康保険に加入します。個人事業主や年金受給者、扶養に入っていない学生などはこの分類に入ります。保険の種類によって、請求先が変わってきますので、医療機関にとって、保険証を確認するのはとても重要です。
保険証を提示するタイミング
以上の理由で保険証の提示が求められるのは理解できたかと思います。タイミングについては、初診のときと、月をまたいで初めて病院へいくときに確認されることが多いです。そして、保険の種類など変更がある場合、受診するとき、自ら医療機関に知らせた方が手続きがうまくいきます。