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医師の確定診断と治療方針の決定
確定診断と治療方針の決定
奈良の医療通訳のリューです。先日、外来の流れについて、受付、問診、診察、検査まで紹介しました。今日はその後の流れの確定診断と治療方針決定を紹介します。
確定診断
医師は検査の結果により、確定診断を行います。確定診断とは、患者さんの病気や疾患はこれですと医師が断言することです。確定診断まで、場合によって、検査を複数回受ける必要があるかもしれません。とても時間を要するものであり、患者さんに通院してもらうのはそのためです。診断が確定したら、次は治療方針の決定です。
治療方針の決定
医師は通常いくつかの治療方法を患者さんに提示します。治療方法の選択肢として、服薬、注射、放射線の照射、手術などがあります。場合によって、入院も必要です。ここで重要なのは、医師とよく相談して治療方法を決めることです。自分の生活環境、ライフスタイル、考えや希望を伝え、自分にとって最適の治療法を選択しましょう。
次回予約
必要に応じて、次回患者さんにまた来院してもらいます。その場合、次回の予約を取ります。その目的として、病気の回復度合いの確認、薬の副作用の有無の確認などが考えられます。
会計と処方
医師の診察が終わりましたら、会計へ進み、診察料を支払います。薬が出ている場合、処方箋を受け取って、院外薬局で薬を受け取りましょう。現在は医薬分業が進み、院外処方が多いですが、院内処方の場合、受診した病院で薬を受け取りましょう。
終わりに
これで一通り外来受診の流れが終わります。次回はどの場面でどういった通訳が必要か、詳しく紹介します。