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外国人妊婦の受診
●外国人妊婦の受診
奈良医療通訳のリューです。しばらくブログを更新していませんでしたが、再開したいと思います。今回は日本語が話せない外国人妊婦の受診について述べたいと思います。
●外国人労働力
国の政策で近年外国人労働者が増えてきています。働き盛りのみなさんは20代から30代前半が多く、結婚して家庭を築く人も多いでしょう。そして、妊娠や出産の話も珍しくないと思います。日本語が話せる外国人妊婦も当然いますが、その中で配偶者として来日し、まだ日本語がうまく話せない人もいます。日本語が話せない妊婦さんにとって、産婦人科を受診することはかなりハードルが高いです。
●悲鳴を上げる現場
産婦人科が日本語の話せる外国人妊婦を受け入れることは決して少なくありません。人口の多い東京都もそうですが、工業や農業が盛んでいる地方都市も同じことを直面しています。一部の妊婦さんは日本語のできる配偶者や友人を依頼し、一緒に受診しにいきますが、通訳ができるひとがいなくても受診しに行くケースも少なくありません。産婦人科は受診者とうまくコミュニケーションが取れなく、悲鳴を上げている現場が続出しています。
●終わりに
次回はこの話についてもう少し詳しく語りたいと思います。